まごころ直送便プロジェクト Farmer's Food Box Project
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3. 1 6 福島県沖地震のための緊急支援活動について 2022年3月16日23時36分に福島県沖で発生した地震は、福島県相馬市、南相馬市、国見町、宮城県登米市において東日本大震災に匹敵する最大震度6強を観測しました。この地震により2万棟以上の家屋が被災し、多数の市町村役場庁舎・校舎等に大きな亀裂が入り、新幹線の脱線事故(走行中では史上僅か2度目)が起きる等、甚大な被害が発生しました。相馬市、南相馬市では広範囲に渡って水道管の破損が発生。自衛隊の給水タンク車による緊急配給が連日行われ、飲み水・トイレ・風呂の完全復旧に2週間近くかかりました。リトルオリーブこども基金の緊急支援チームは、地震直後の3月19日と26日に現地入りし特に被害の大きかった沿岸部の相馬市、南相馬市及び内陸部の国見町、桑折町にて、長年支援関係のある児童・幼児クラブの被災児童とその家族を対象に約3500人分のペットボトル水の配布を行いました。こども達にとっては、飲み水やトイレ、お風呂をなるべく我慢しながらの1,2週間は辛い経験でした。ちなみに福島県はわずか1年前の2021年2月13日にも震度6強の地震に襲われ1万棟以上の建物が全壊・半壊・一部損壊、さらにそのわずか1年4ヵ月前の2019年10月の豪雨でも甚大な浸水被害を被ったばかりでした。度重なる苦難に「次に大地震が来たら我が家は持ちません」という声があちこちで聞かれました。皆さんの継続した支援が必要です。 右の写真: 今回の地震で深い亀裂が走った小学校校舎。写真ではわかりませんが3階天井部分が崩落しており、地震の激しさを物語っています。 |
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