Little Olive Child Foundation リトルオリーブこども基金
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まごころ直送便プロジェクト Farmer's Food Box Project​


​自分がハンディを背負っていることすら知らないで、一生懸命生きているこどもたちがいます
でも、あなたのその優しさで、彼らの運命を少しずつ変えていくことができます
小さな天使たちの泣き顔が、輝く笑顔になるように、皆さんの力をお貸しください


​リトルオリーブこども基金は、大切な家族や友達、家、遊び場を突然失うといった心的外傷を伴う体験をしたり、経済的困窮、家庭内虐待、ネグレクトなど困難な家庭環境に置かれたこどもたちのために活動する児童支援団体です。2003年の創立以来、延べ2万5千人以上のこどもたちに、
水、栄養のある食べ物、創造的な遊び場、心温まる絵本、楽しい体験学習を届けて来ました。人は心と体の生き物です。リトルオリーブこども基金は様々な支援プロジェクトを通して、こどもたちと共に喜び、共に泣き、寄り添い、彼らの人生を変えるための「本物の励まし」を贈ることを目標にしています。

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-  NEWS  -
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3. 1 6 福島県沖地震のための緊急支援活動について
2022年3月16日23時36分に福島県沖で発生した地震は、福島県相馬市、南相馬市、国見町、宮城県登米市において東日本大震災に匹敵する最大震度6強を観測しました。この地震により2万棟以上の家屋が被災し、多数の市町村役場庁舎・校舎等に大きな亀裂が入り、新幹線の脱線事故(走行中では史上僅か2度目)が起きる等、甚大な被害が発生しました。相馬市、南相馬市では広範囲に渡って水道管の破損が発生。自衛隊の給水タンク車による緊急配給が連日行われ、飲み水・トイレ・風呂の完全復旧に2週間近くかかりました。リトルオリーブこども基金の緊急支援チームは、地震直後の3月19日と26日に現地入りし特に被害の大きかった沿岸部の相馬市、南相馬市及び内陸部の国見町、桑折町にて、長年支援関係のある児童・幼児クラブの被災児童とその家族を対象に約3500人分のペットボトル水の配布を行いました。こども達にとっては、飲み水やトイレ、お風呂をなるべく我慢しながらの1,2週間は辛い経験でした。ちなみに福島県はわずか1年前の2021年2月13日にも震度6強の地震に襲われ1万棟以上の建物が全壊・半壊・一部損壊、さらにそのわずか1年4ヵ月前の2019年10月の豪雨でも甚大な浸水被害を被ったばかりでした。度重なる苦難に「次に大地震が来たら我が家は持ちません」という声があちこちで聞かれました。皆さんの継続した支援が必要です。

​​右の写真: 今回の地震で深い亀裂が走った小学校校舎。写真ではわかりませんが3階天井部分が崩落しており、地震の激しさを物語っています。
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​主要プロジェクトの紹介

▮ まごころ直送便プロジェクト Farmer's Food Box Project  
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厚生労働省 2021年版 自殺対策白書 より引用:
「 
2020年は児童・生徒の自殺者数が499人で過去最多となった。働く女性の2020年の自殺者数は1698人で、2019年までの5年間の平均と比べて3割近く増加した。新型コロナウイルスの感染拡大で、飲食・サービス業など女性が多い非正規労働者の雇用環境が悪化したことが影響したとみられる。」


コロナ禍の社会で真っ先に犠牲になっているのは、こどものいる片親世帯や生活困窮世帯です。サービス業等にてパート勤務をされている世帯が多く、困難な子育てと仕事の両立を、ぎりぎりのところで成り立たせていたからです。リトルオリーブではこの待ったなしの状況に置かれたこどもたちをリスクを抑えながら効率的に直接支援するために、まごころ直送便プロジェクト  Farmer's Food Box Project  を行っています。地方の農家と直接契約を結び、新鮮な野菜・お米・卵の箱詰めを産地直送でこども達に届けています。
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実施場所:  福島県・熊本県・広島県
受益者:   主に片親世帯、経済的困窮、虐待及び育児放棄その他の複雑な事情をかかえた家庭の幼児・児童
​概要:              ● 
野菜は、環境サステナビリティに配慮した、「減農薬」「減化学肥料」を使用して育てたものを使っています。
         ● 添加物・過剰包装をできる限り避けるため 加工食品・レトルト食品ではなく、体に良く経済的な農産物そのものを送っています。
     




▮ ミールズ・フォー・チルドレン・プロジェクト Meals For Children Project 

親が夜働きに出なければならないため、一人ぼっちで夕飯を食べるこどもが沢山います。またいじめや虐待のために居場所がないこどももいます。このプロジェクトの目的は、これらのこども達が気の置けない仲間と楽しく安全に食事ができる場所であること、ただそうあり続けることです。2017年4月に開始以来、毎年20人前後の6歳から12歳のこどもが集い、料理の仕方を覚えて、仲良く一緒に食べ、きちんとかたずける、といった、将来生きていくうえで必ず役に立つであろう普通のことをみんなで楽しみながらしています。継続して参加しているこどもの多くが、包丁で手際よく野菜を切ったりすることが出来るようになりました。
●2022年度スケジュール: 5/21、6/25、7/23、9/10、10/15、11/8、11/19、11/26、12/5,12/17、1/21、2/18の合計12回開催                    
●場所: 福島県福島市内 

▮  絵本クラブ     Story Book Club 

絵本を使って、英語と日本語のバイリンガル読み聞かせをしています。読み聞かせに多くの素晴らしい教育的効果があることについては論を待たないですが、リトルオリーブでは特に、相手を思いやる気持ち、間違いを恐れず立ち向かう勇気、忘れられていた美しい言葉・表現の仕方、等に注目しており、ハンディを背負ったこども達が立派に人生を生き抜いていく武器の一つになり得るのではと考えています。英語でのリーディング・翻訳はネイティブが担当し、こども達にとって楽しい英語教育の時間になるよう工夫しています。読み聞かせに加えて、良質な絵本の寄贈及び普及活動も行っており、現在までに3600冊以上の絵本・児童書を寄贈してきました。贈られた絵本は本人のみならず兄弟姉妹、そして親戚のこども達へとボロボロになるまで読み継がれていくことも多く、クラス授業や体験学習とはまた違った大きな波及効果があることに、リトルオリーブでは注目しています。

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嬉しいお知らせ  ☘ 
リトルオリーブの「絵本クラブ」に定期的に参加している福島県在住の小学生の男の子が、読み聞かせで使用している絵本「なまえのないねこ」の感想文を書きました。そしてその文が、今回学校代表として全国作文コンクールに出品されることになりました!リトルオリーブのプロジェクト参加者としては、昨年に続き2人目の全国作文コンクールへの出展になります。(2021年8月)

▮ リモートで遊ぼう! プロジェクト     Let's Play Remotely! Project

コロナ禍でも支援を待っているこども達のための活動をストップしないように、リモート会議の仕組みを利用して、「リモートで遊ぼう」というイベントを定期的に開催しています。教育的なゲームを楽しんだり、読み聞かせをしたり、海外在住の方に現地から中継で参加してもらい、家の中を覗いてみたり、街を散策したりと、コロナ前では味わうことのできなかったユニークな体験学習をしています。
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▮ プレイルーム & カフェ・ プロジェクト Play Room & Cafe Project
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様々な事由によって、身近に安全で適切な遊び場がない環境に置かれたこども達のために、独創的な遊び場を造り、寄贈する活動を継続して行っており、プレイルーム & カフェ・ プロジェクト  Play Room & Cafe Project  と呼んでいます。こどもは、遊ぶことで社会性、協調性、創造性を身につけていきます。トランポリン、脳トレ用ボードゲーム、無垢木製おままごとコーナー、絵本コーナーなどのある楽しいプレイルーム、福島原発事故で砂場を失ったこども達のためのログハウス砂場、狭い場所でも体幹とバランス感覚が鍛えられるボルダリング・コーナーなど、こどもの体と心を育むための遊び場を、現在までに96ヵ所の児童福祉施設に設置・寄贈して来ました。
                                                                             ​
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▮ わくわくトリップ・プロジェクト Waku-Waku Trip Project

こども達がストレスの多い日常から解放されて気分転換できるよう、バスを貸し切って、遠くの町にあるふれあい動物園や水族館に行って動物と触れ合ったり、環境省や地方自治体が主催している自然観察・体験ツアーに参加したりして、自然の素晴らしさを味わう「わくわくトリップ」を定期的に開催しています。馬、イルカ、犬、小動物達には人を癒す力があることが多くの研究によってわかっており、欧米ではトラウマを負ったこども達の心の回復のために積極的に活用されています。こういった手法がここ日本で広く普及しているとは言い難いのが現状ですが、最先端のデータも参考にしながらリトルオリーブでは積極的に取り入れていきたいと考えています。​

​▮ クリスマス・ツリー・プロジェクト Christmas Tree Project

一年も終わりに近づくと特別な季節がやって来ます。街中に綺麗なイルミネーションが飾られ、胸がわくわくするような贈り物の宣伝が溢れます。一年で一番華やいだ気持ちになる季節かもしれませんね。でも、家庭が経済的にとても苦しかったり、その他複雑な環境に置かれたこども達にとっては、恵まれた子達の過ごし方と自分の境遇をつい比較してしまい、一年で最も辛く寂しい思いをする季節でもあります。リトルオリーブでは毎年この季節に、福島県・熊本県・広島県に住む恵まれないこども達に、心に残るプレゼントを贈る活動を続けています。バンに沢山プレゼントを積んで、町々を巡りながら0歳~12歳のこども達400人以上にプレゼントを直接手渡す支援旅行を4~5回実施します。私達が大切にしていることは、1.プレゼントをこども一人ひとりに直接手渡すこと。2.励ましの言葉や温かなメッセージを笑顔と共に伝えること。3.こどもにとって希望や励ましを感じられる贈り物にすること、です。どうか、このこども達のクリスマスが、他の子達に負けないような素敵な思い出となるようご一緒にお祈りください。

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